20
SEP
2023
人形町でフィドルにふれてみよう
イベント
9月17日、18日と日本橋人形町のオードインクでフィドル体験イベント『人形町でフィドルにふれてみよう』を開催しました。イベントは両日とも下記のスケジュールで実施しました。
【スケジュール】
10:30 〜 トーク&演奏「アイルランドのフィドルについて」
11:00 〜 アイリッシュの曲を弾いてみよう
11:20 〜 Q&Aコーナー
11:35 〜 ティーブレイク
11:45 終了
参加者は都内や神奈川、遠方では山梨からなど多くの方々にご参加いただきました。フィドル(バイオリン)をご持参いただいた方が1/4程度でこのイベントではじめて「フィドルにふれることが出来ました!」という方も多かったです。
軽く自己紹介タイムの後は小松大による演奏を交えたフィドルトークをさせていただきました。
チーフタンズやボシーバンドでどのようにフィドルが演奏されているかについてや、アイルランド以外の国のフィドル音楽までを駆け足でご説明。その後に参加者さんには実際にフィドルを弾いて音色を体感いただいたり、楽器の構造と音階について解説しましたよ。
経験者の方にはアイルランドで演奏されるポルカを題材に、耳で音を聴きながら曲を習得する方法について体験いただきました。
「アイルランド音楽が好きだけど、フィドルは敷居が高いので気軽に体験できるイベントはありがたい(フィドル未経験の方)」「ケルト音楽に昔から興味があり、非常に楽しかったです(未経験の方)」「バイオリンは子供の頃に習っていました。職場が人形町に近いので前向きに検討したいと思います(経験者の方)」など嬉しい感想をいただきました。
楽器の体験終了後は『Q&A』コーナーで参加者さんの質問に答えていきました。せっかくなのでこちらのページでも答えとともにご紹介していきます。
◉一番安い楽器はいくらくらいかかるのか?
➡︎あまり安すぎるものは品質に難がある場合もあるので楽器本体、弓、ケースセットで50,000円〜のものを推奨しているがどんな楽器でも受講は可能。オークションやフリマサイトなど中古で買う場合は修理代がかかる場合も有り。
◉フィドルは家で練習可能なのか?現在受講されている方はどうしているのか?家で出来ない場合どうすればいいのか?
➡︎1ルームマンションなどではゴム製ミュートを取り付けて消音して演奏したり、カラオケやレンタルスペースを借りて練習するなど工夫している方も多い。
◉仕事帰りの平日夜でもレッスン受講は可能か?
➡︎日程にもよるが22:00頃まで受講可能。
◉クラシックのバイオリンと並行して受講も可能か?
➡︎可能。アイルランドでも色々なフィドルの先生にも習ったりワークショップを受けながら音楽を深めていくことは推奨されている。
Q&Aコーナーの後は、ティーブレイク。アイルランドの国民的な紅茶「バリーズ」を飲みながらフィドルやアイルランド談義に花が咲きました。アイルランドに留学をされていたり、海外ご出身でアイルランドにゆかりがある、というご参加者さんもいらっしゃいましたよ。
イベントを実施して感じましたが、「フィドルは気になっているけどどんなものか今ひとつわからない」という方に向けての発信を今後もしっかりと行っていきたいと感じました。
イベント終了後に「フィドルレッスンを始めたいです」とご入会いただく方もいらっしゃいました!
◉イベント名:『人形町でフィドルにふれてみよう』
◉日時:2023年9月17日、18日
◉会場:オードインク(中央区日本橋人形町)
◉参加アーティスト:小松大
◉主催:オードインク