04
SEP
2023
劇団俳優座80周年記念公演「ラフタリーの丘で」
動画・音源制作
東京を拠点に日本の演劇シーンをリードする劇団俳優座主催公演「ラフタリーの丘で」のテーマ楽曲の作曲、フィドル演奏(録音)を担当しました。「ラフタリーの丘で」はアイルランドの劇作家マリーナ・カーの脚本でアイルランドのある一家を舞台とした骨太の演劇作品です。劇中でフィドルを弾く長男のダッド・ラフタリーが奏でるフィドル曲はストーリーに重要な意味を持ちます。
演出家の髙岸未朝さんと綿密に打ち合わせを行いながら、登場人物を内面を探りテーマ曲を作曲しました。アイルランドのフィドル的な要素に加え、日本人が上演する演劇の楽曲として日本人の持つ普遍的な郷愁や母性などをフレーズに盛り込みました。
公演中の8月30日、31日には上演後のアフターイベントに登壇し、テーマ曲の生演奏やアイルランドのフィドルについて解説を担当いたしました。
テーマ曲は演出の髙岸未朝さん、翻訳・ドラマトゥルクの坂内太さん、出演者の皆さんからも高い評価を受けることが出来ました。演劇の盛んなアイルランド生まれの作品に関わることができたことは、会社としても大きな足跡となりました。
上演は2023年9月10日(日)まで六本木の俳優座スタジオで行われています。公演の詳細、ご予約は下記ボタンより俳優座のウェブサイトをご覧ください。
◉公演名:劇団俳優座創立80周年記念事業「ラフタリーの丘で」
◉日時:2023年8月29日〜9月10日
◉会場:俳優座スタジオ
◉参加アーティスト:小松大(作曲、録音)
◉主催:劇団俳優座